空き巣,対策

空き巣に狙われないために

空き巣を行う場合は事前に下見をして、留守を確認してから行います。
留守かどうかを判断するポイントは以下の点になります。

・ 手紙や新聞がポストや新聞受けにたまっていないか。

・ インターホンを鳴らして不在を確かめる。

・ 外が暗くなると室内に明かりがつくかどうか。

・ 近所の公園や空き地から、一定時間人の出入りを観察する。

・ 雨戸やカーテンの開閉がされるか。

・ 電話をかけてみて応答があるかどうか。

・ 洗濯物が長時間干したままになっていないか。


空き巣に狙われないためには以上の点に気をつけること、つまり人がいると思わせるとよいわけです。具体的にいくつかポイントを挙げてご説明しましょう。

・ラジオやテレビをつけっぱなしにする。
音が鳴っていると人がいる気配を醸し出します。

・ 新聞や手紙をためないようにする。
何日分もの新聞が受け口からはみ出ていれば、不在を知らせているようなものです。長期間旅行をする場合は、その期間、新聞を止めてもらったほうが無難でしょう。また、大きめのポストに変えるなどして、外から手紙類の有無をわからないようにしましょう。

・ 留守番電話のメッセージを変える。
「留守にしています」というメッセージではなく「手がはなせません」などにすると、在宅中であることを知らせることができます。

・ 電気をつけっぱなしにする。
玄関や居間の電気がついていると在宅の雰囲気が出せます。長期間留守にする場合は、周囲の暗さに反応する留守番センサーつきの照明器具を使うと便利です。

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空き巣の侵入経路

空き巣はドアから侵入することが多いと思われがちですが、最近の調べによると、空き巣は窓からの侵入が全体の64%にものぼることがわかりました。

つまり、ドアからの侵入を防ぐのはもちろんのこと、窓の防犯対策もしっかりしておけば、かなりの確率で空き巣の侵入を防ぐことができるといえます。

空き巣に狙われやすい窓とは以下のような状況下の窓です。
・ 足場になるようなものが置いてある窓。
・ 人の通りが少ないところに面している窓。
・ 大きい窓。
・ 植え込みやフェンスなどに囲まれ、死角になっている窓。

空き巣はクレセントという窓の鍵をドライバーなどで叩き割って侵入します。所要時間は10秒ほどだそうです。

また最近ではガスバーナーを使う手口も増えてきました。主な方法は、小型ガスバーナーで窓枠の周囲を炙ってから千枚通しなどで突く、または炙った後に水をかけ、穴をあけてからクレセントを外して侵入する方法です。この場合はほとんど音がしません。

窓からの侵入を防ぐためには、防犯フィルムを貼ったり、補助錠をつけたりなどして侵入に時間がかかるようにすると有効です。

網ガラスをよく目にしますが、実はこれは防犯にはあまり効果がありません。この網は火事や地震でガラスが割れたときに破片が飛び散るのを防ぐためのもの。防犯を考えるのでしたら、ガラスが割れても破壊されにくいガラスとガラスの間に膜がある防犯ガラスにするとよいでしょう。

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ピッキングを知る

防犯の第一歩は空き巣の手口を詳しく知ること。今回は空き巣の手法のひとつであるピッキングについてお話しましょう。

ピッキングという手法はピックとテンションという道具を使います。これらを鍵穴に差し込み、鍵が差し込まれているという状態をつくって開錠します。

この道具や技術は元来、鍵の専門業者が鍵を紛失して開けなくなった金庫などを開ける際に用いてきました。しかし現代では雑誌やインターネットで誰でもこの方法を調べることができます。

したがって初心者でもわりと簡単に習得できるようになり、犯罪者までもがこの技術を身につけてしまいました。訓練を受けた空き巣ならば、1分もかからずに難なく開錠できるそうです。

かつては開いている窓を探してそこから忍び込んだり、鋭利な道具などを使い鍵を壊してドアをこじ開けたり、また窓ガラスを割ったりすることが多かったのですが、道具を扱う音や、窓が割れる音が大きいため、すぐに周囲に気づかれていました。

それが今ではピッキングを用いることにより大きな音を出すこともなく開けることができるようになったのです。それにより、周囲に気づかれるのが遅くなってしまい、その分、解決するまでに時間がかかるようになってしまったのです。

一般住居にもっとも普及している「ディスクタンブラー錠」という鍵があります。鍵穴が縦になっており、鍵の上に社名が刻印されているものですが、これは防犯性が低いそうです。

実はピッキングで開けられないシリンダー錠はないそうですが、全国防犯協会連合会に防犯性が高いと認定された鍵に取り替えるだけでもピッキングに時間がかかるため、防犯には有効だといわれています。

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防犯の目安 CPマーク

防犯に関しての用語でCPマークというのをご存知ですか。

CPとは「防犯」という意味のCrime Preventionの頭文字をとったもの。CPマークは「防犯性が高い建物部品」の普及を促すために制定された共通標章なのです。マーク自体はCPのアルファベット文字を図案化した緑色の標章となっています。

CPマークが制定されたのは平成14年のこと。警察庁・国土交通省・経済産業省および日本ロック工業会などの建物部品関連の民間団体による「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が開かれ、平成15年から建物部品の防犯性能試験がはじまりました。

防犯性能試験では実地試験を行います。空き巣などの犯罪者の約7割は5分以内に侵入できなければ諦めるといわれており、その5分間侵入を防ぐことができる、とされた製品が認定されます。この性能試験では警察職員やメーカーの担当者が評価を下しています。

対象の建物部品は、鍵、玄関ドア、ガラス、面格子、サッシなどの17種類、3847品目(2008年12月25日現在)。これらの部品については警察庁や財団法人全国防犯協会連合会のホームページで公開されています。

しかしCPマークが付いているからといって完璧に防犯できるとはかぎりません。

CPマークが保証している「5分間は壊されない」という目安はあっても、絶対ではありませんし、また、その性能は5分強のものから数十分は耐えられるものまでさまざまです。

しかもCPマークが付いている部品は、その設置・使用方法が規定どおりの場合のみに防犯性能を発揮します。間違った使用方法であれば、その限りではないということです。

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防犯モデルマンションの安心感

各都道府県の防犯協会連合会が、空き巣などの犯罪が行われにくい構造や設備の基準をクリアしているマンションを防犯モデルマンションとして認定・登録しています。

これは1999年に広島県が最初に行ったもので、審査は一級建築士や防犯設備士が行います。審査基準は警察庁と国土交通省が定めた「防犯に配慮した共同住宅の設計指針」をもとに、数十箇所をチェック。審査結果が基準を超えていたら登録証(プレート)を受けることができます。

今では、北海道、静岡、大阪、京都、奈良、大分などでも実施されています。

主な審査基準は、以下の点です。
・ ピッキングされにくい錠と補助錠が設置されているか

・ 盗難防止のため、駐車場の明るさは十分か

・ エレベーターに非常通報装置や防犯カメラが設置されているか

・ マンションの共用部分の見通しは良いか

・ 構造的に外部から侵入されにくいか

防犯モデルマンションに入居した住民にアンケートを行ったところ、その68%もの方が防犯モデルマンションだからという理由で購入したという結果がでました。マンションを購入する際にいかに防犯対策を重視しているのかがわかります。

実際に入居した後の感想も、廊下や駐車場などの夜間照明が十分に明るいし、一つのドアに2つの鍵が設置されているので安心である。またロビーに防犯カメラとディスプレイがあるので空き巣が入りにくい、という防犯対策に概ね満足している声が聞こえます。

マンションであるかぎり入居者全員を把握できるわけではないという不安もあり、防犯モデルマンションだからといって、安心を確約されたわけではないのですが、このような点もマンション購入の際のひとつの基準として考慮してみてはいかがでしょうか。

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